❝腰椎のスキマ圧❞ これが変わらなければリスクはまだある
結論 → サンドイッチを上からぎゅっと潰すとマヨネーズ飛び出す。
これが原理です。
例えばヘルニアの手術をしても再発された人や、痛みが続く人は、上記でいういわゆる“マヨネーズ”を取り除いただけで、腰椎や腰の機能(動きなど)は良くなっていないことがほとんどです。
もちろん、手術やブロック注射で改善する人もおられます。
ですが、多くの方が未だに続く痛みやしびれ症状に悩まされ、夜も眠れずに生活しておられる状況もあるのも事実です。
手術はヘルニアそのものを綺麗に取り去ることはできるのですが、そもそもヘルニアになってしまった原因は他にあるままです。
ブロック注射は痛みを止めるためのものですから、これもそもそもヘルニアになってしまった原因は残ったままであることが多いです。
原因とは、腰椎ひとつひとつをつないでいる細かな筋肉、軟部組織が負荷を受け続けていたため縮こまり短縮し、腰椎同士が引っ張られ近づいてくることで椎間板を圧迫し、いわゆるマヨネーズのように飛び出してきている状態です。腰椎に合ったスペースが狭くなり外へ飛び出してくるのです。
腰椎にかかっている過度な圧力や負荷がなくならなければ、痛みの根本原因が改善していないため、再発してしまうリスクがまだあります。
痛みやその他の症状の程度により必要になる場合も多いですが、手術や注射をされたあとでも痛みが続かれた場合は一度筋肉の状態や腰椎自体の動きに対してもアプローチされてみてはいかがでしょうか。