「痛みが無くなっても固まった筋肉・関節は残っています」
結論 → 腰椎の動きが戻らなければまた再発します。
ぎっくり腰の原因は、腰の一部に負荷が集中し、限界を超えたときに完全に固まってしまう状態です。
ほとんどの場合(ほとんどの人が)、安静にされ痛みは自然治癒された経験があると思います。
これは改善したわけではなく、炎症反応が過ぎ去った状態だったり、痛み自体がおさまっただけで、そもそもの動き(機能障害)は安静だけでは戻りませんし、腰の一部に負荷が集中するリスクは残ったままであることが多いです。
そういった状態でまたお仕事に復帰したり、スポーツを再開したりすると、結局は腰の状況は変わっていないので再発してしまうのです。
痛みがおさまるともう良くなった!と思ってしまいがちですが、腰の状態をきちんと見て、腰自体の動きや機能が戻っているかどうか?が改善の基準と言えます。
コルセットをしていると痛みがましになることも多いですが、コルセットは固定し動かなくして痛みが出にくい状況を作っているだけですので、これも改善しているとは言えません。
コルセットにも頼らず、自由に動ける腰に戻すことをおすすめします!