根本改善を目指すなら「西院FREE整骨院」

《成長痛(オスグッドシュラッター病/シーバー病/ジャンパー膝/シンスプリント/外脛骨障害)》のお悩みまとめ

成長痛だから仕方ない・安静に・運動を休みなさいの‟勘違い”

結論のまとめのみを早急にご確認されたい方はすぐに下段へ移動してください

結論、成長痛と呼ばれる症状は、成長期のお子さん誰しもが起こることではありません
なぜ成長痛が起きたのか??それにははっきりとした原因があります。

結果としてレントゲン上で異常がみられる場合もありますが、そもそも痛みが無かったり、初期であるならば異常がレントゲンでは確認できない場合も少なくありません。画像の検査だけでは治療法が決まらなかったりすることもあります。

どちらにせよ多くは‟安静”を指導されたり、サポーターなどで固定・保護をすることに留まり、痛みが続きながら無理をして運動に取り組むお子さんが多いのが現状です。
また、練習を休まざる得なくなる場合もあって、レギュラーを下ろされたり、そのスポーツそのものを諦める方向へ選択されてしまうケースもあります。

私たち西院FREE整骨院では、スポーツを続けたい・運動を続けたいけど痛みのせいで今は続けることが出来ないお子さんやスポーツ選手を救うべく、改善へ向けてすぐに取り組める選択肢を模索し、ご提供できる環境を整えております。

では、それぞれの傷病について一般的な見解を以下にまとめましたのでご覧ください。当院の考え方や対策は最下段で示しています。

「オスグッド・シュラッター病」 & 「ジャンパー膝(膝蓋腱炎)」

原因(共通)

• 成長期の子ども(特にスポーツをする子)が 膝を酷使 することで発症

• 大腿四頭筋の繰り返しの牽引(引っ張る力) により、膝の骨や腱に負担がかかる

• オスグッド:脛骨粗面(膝下の出っ張り部分)が炎症を起こす

• ジャンパー膝:膝蓋腱(膝のお皿の下の腱)が炎症を起こす

治療法(共通)

• 安静:運動量を調整し、炎症を悪化させない

• アイシング:痛みが強い場合は冷やして炎症を抑える

• ストレッチ:大腿四頭筋(太もも前側)のストレッチで負担を軽減

• 装具(サポーター)の使用:オスグッドは「オスグッドバンド」、ジャンパー膝は「膝サポーター」など

• 場合によっては手術(骨片が大きく剥がれた場合など)

 

「シーバー病(踵骨骨端症)」

原因

• 成長期の子どもが 走る・ジャンプする動作を繰り返す ことで発症

• アキレス腱の牽引 によって、踵の骨の成長軟骨部分に炎症が起こる

治療法

• 安静:運動を一時的に制限し、負担を減らす

• アイシング:痛みがある場合は冷やして炎症を抑える

• ストレッチ:ふくらはぎのストレッチでアキレス腱の緊張を和らげる

• インソール・ヒールカップ の使用(衝撃を和らげる)

 

「シンスプリント(脛骨疲労性骨膜炎)」

原因

• ランニングやジャンプの繰り返し による負担

• 硬い地面での運動、シューズのクッション性不足

• 足のアライメント異常(偏平足、回内足など)

治療法

• 安静:一時的にランニングやジャンプを控える

• アイシング:運動後にすねを冷やして炎症を抑える

• ストレッチ・筋トレ:ふくらはぎや足底のストレッチ、筋力強化

• 靴の見直し・インソールの使用:衝撃を和らげる

 

「外脛骨障害(有痛性外脛骨)」

原因

外脛骨(がいけいこつ)は、足の内側(舟状骨の内側)に存在する過剰骨(通常はない余分な骨)のことをいいます。この外脛骨が炎症を起こし、痛みを伴う状態を「外脛骨障害(有痛性外脛骨)」といいます。

発症の主な原因は以下の通り:

• 成長期のスポーツ(特に走る・ジャンプする競技)

• 繰り返しの衝撃や負荷により、外脛骨周辺に炎症が起こる

• 扁平足(偏平足)

• 土踏まずが低く、後脛骨筋(足のアーチを支える筋肉)に負担がかかる

• 靴が合わない

• 外脛骨がシューズに当たることで圧迫され、痛みが生じる

 

治療法

1. 保存療法(基本の治療)

• 安静:痛みがある間は運動を控える

• アイシング:炎症がある場合は冷やす

• 消炎鎮痛剤(湿布・塗り薬・内服):炎症を抑える

• 足のストレッチ・筋トレ

• ふくらはぎや後脛骨筋のストレッチ → 足の負担を軽減

• 足底筋の強化(タオルギャザーなど) → 土踏まずのサポート

• インソール・アーチサポートの使用

• 土踏まずを支えて、後脛骨筋の負担を減らす

• 適切な靴の選択

• クッション性のある靴を選び、外脛骨の圧迫を防ぐ

2. ギプス・装具療法(痛みが強い場合)

• 短期間のギプス固定(炎症が強いとき)

• 足底板(カスタムインソール) の処方

3. 手術(重症例のみ)

• 痛みが長期間続き、日常生活に支障がある場合は、外脛骨を摘出する手術が行われることもある(まれ)。

まとめ

• 主な原因 → 扁平足・スポーツ・靴の圧迫

• 基本の治療 → 安静・アイシング・ストレッチ・インソール・適切な靴の使用

• 痛みが強い場合 → ギプス・装具、まれに手術

 

以上が一般的な情報をまとめたものになります。
当院の考え方は以下にまとめます。

成長痛に対する当院の考え方・対処法

「オスグッド・シュラッター病」 & 「ジャンパー膝(膝蓋腱炎)」

オスグッドシュラッターどちらも要するには、大腿四頭筋(太もも前の筋肉)の柔軟性の低下と収縮不全が原因ですから、そこが伸縮できる状態へ戻せば改善します。(手術が必要になる場合を除く)

目安としてまずは
①正座 
②膝を曲げて仰向きで寝る
ことを目指します。

筋肉をやわらげる施術は大腿四頭筋に対してだけでなく、筋膜連結をしている股関節や下腿の筋肉にもすべて行います。
また、なぜ大腿四頭筋がそこまで負担を受けたのか?を考え、負担のかからないフォームや動作の修正も必須です

患部の炎症に対しては練習後のアイシングや高周波の物理療法で対応します。

以上のことから、練習を完全に休むことは必要なく、できることと、しなくていいことを分けて考え改善に取り組んでいただき、速やかに練習やレギュラー復帰していただくことを目指します

 

「シーバー病(踵骨骨端症)」

シーバー病要するには、“足裏から膝裏までの筋肉が同時に過緊張している状態”で踵に痛みを起こしています。ですので、踵の炎症などの痛みに対応しながら原因となるすべての筋肉に対して施術を行い、本来の伸縮できる状態へと元に戻します。

目安としては、
①しゃがみ動作
②片足立ち
③歩行
これらをバランスよくスムーズに行えるように進めます。

さらに、なぜそうなったのか?と考えれば、
「足関節や足部で荷重を受け止める」、「推進力を出す」といったいわゆる身体の偏った使いグセが存在しており、本来の骨盤→股関節→膝関節→足部という軸を取り戻す運動指導(リハビリテーション)も必須として行います。

患部の状態や痛みが落ち着いたとしても、選手や子供さんの動作自体が同じままだと、再発するケースがほとんどなので、動作やフォームも改善することも必要になるということを視野においてください

 

「シンスプリント(脛骨疲労性骨膜炎)」

シンスプ要するには、足裏の筋肉と後脛骨筋というふくらはぎの深層筋が過度に緊張し続けている状態ですから、まずは施術し筋肉を緩めていきます。
ここまではよくある治療法で、マッサージ以外では鍼灸でも上記を目的として行います。

しかし、なぜそうなってしまったのかを考えると、走る、歩く、トレーニング時における動作でふくらはぎに対して負荷が集中していることが問題であり、本来荷重すべき殿部や股関節の可動域拡大や機能改善も同時に進めることが必須になります
 
これが一般的な治療法と異なる部分で、
対症療法でなかなか良くならない場合においては動作の修正を考えるべきだと考えております
 
過緊張が続いたせいで足部と足関節の機能が低下していることを踏まえ、
①筋肉の柔軟性の向上
②歩行時における股関節主導
③運動時や部活の練習時の動作の再現

この流れで進めていくことで、
今後も反復される練習動作の繰り返しに耐えられる状態へ導いていくことができるのです。
すなわち、痛みの改善→動作の改善=再発予防が完成します。
 
 

「外脛骨障害(有痛性外脛骨)」

外脛骨障害大切なことは、『余分な骨(外脛骨)のせいで痛いわけではない』という解釈です。

たとえ骨の形が一般的な状態ではないとしても、直接的な痛みは“炎症”か“筋肉の過緊張”であるので、そうならないように対処し、その部に負荷が集中している状況を変化させることができれば改善はもちろん、再発予防もできます

本来、身体が成長していく過程で骨の成長と筋肉や軟部組織の成長が同時に起きていくものなのですが、身体を支える筋肉に負荷が集中したり、ある動作の反復(スポーツ時において頑張って取り組んだこと)によって、筋肉の成長(肥大・収縮)が先に起きていってしまうと、骨の成長するより先に筋肉のけん引力の方が強く働いてしまうため、くっつくべき骨が離れたままになってしまう。これが外脛骨ができてしまう簡単なメカニズムです。

ですので、外脛骨自体の痛みを防ぐためのサポーターや足底板(インソール)、手術は大事な対策なのですが、そもそも身体を支えたり動作において筋肉に対して負荷が集中している状態を変えていくことが出来なければ結局痛みや炎症は続いてしまうのです。

目安としては、
①足首の関節がすべての方向へスムーズに動く
②立っている姿勢で足趾や膝の筋肉に頼らない
③歩行時も足趾や膝の筋肉に頼らない

痛みを抑えながらこれらの動作を修正することで、外脛骨障害(有痛性外脛骨)の症状の改善や再発予防をすることが可能です。

 

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