もしも自分が今日、ぎっくり腰になったなら…?まずはどうすべきでしょうか?
もしも自分が今日、肩の痛みで腕が上がらなくなったなら、まずはどうすべきでしょうか?
西院FREE整骨院の考え方はこうです。
「外傷以外はすべて温めてください」
そしてその後は、基本的な動作(立つ座る歩く、腕を上げるなど)ができるならば骨や関節に異常はない場合が多いです。そういった場合はすぐに施術を受けた方が改善が早いです。
ここで病院や整形外科へ行くと、レントゲンを撮り、骨に異常がないかを検査されます。そして異常が無ければ痛みがおさまるまで様子を見ると言われるか、痛み止めもしくは湿布、痛みが強い場合は固定されるかサポーターの購入を勧められます。
この処置や方向性は間違ってはいませんが、必要のない安静を取らされ、改善を遅らせ、筋力低下などのさらなるリスクを引き起こしている方も少なくありません。そして、痛みがおさまって普段の生活に戻ってみたものの、長期の安静で筋肉や関節が強ばってしまったり、筋力低下でバランスが崩れたりしてしまった場合、二次的なケガや痛みが出る場合が多いです。
ですので、日常の動きが可能であれば、整骨院で指示を仰いでいただければ、早期改善を起こせる症状が多いということも言えます。もちろん、当院でも検査します。そこですぐに施術できないような問題があれば、速やかに病院や整形外科を紹介させていただきます。
冷やすのか温めるのか
患部を温めるという話に戻すと、一般的には痛みはまず冷やす(アイシング)が常識と言われていますが、冷やすことで自己治癒力を止めてしまうというリスクもあります。冷やす効果としては、炎症を抑えるという大事な作用がありますので、痛みを抑えるということに対しては効果を発揮します。
ただし、重大な損傷が起きていない場合、その場の症状に対してだけでなくすぐに施術したほうが早期改善できるばかりか二次症状や後遺症も防ぐことが出来るので、その方がメリットなのではないでしょうか。
守る=固定する。改善する=開放する。
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コルセット
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サポーター
次に、コルセットやサポーターを装着するということについて当院の考え方はこうです。「早期に外し普通に動かす方が改善も早くリスクも防げる」(判断のタイミングは重要ですので専門家の指示を仰いでください)
コルセットやサポーターは固定を目的としていますので、メリットとしては痛む動きを制限すること、圧迫することで圧力を高め安定感を出すなどがあります。しかし逆に、それがデメリットとなり、①固定しているため正常な部分も動かなくなる。②固定が続くと動かせないため筋力が低下する。
などがあります。
必要な時と場合に装着し、必要がなくなったのなら早期に外す。それが当院の考え方になります。
病院や整形外科ではほとんどの場合、「痛みがおさまるまで装着しておいて」や「予防のためにずっと着けておいて」と言われます。それは間違いではありませんが、動きを制限している状況がいつまでも続くことが本来のあり方かと考えると、決してそうではないはずです。ましてや予防のために装着し続けるということは、確かに予防が必要な場面では必要な時もあります(引越しや大掃除など重い荷物を持つ時)。ですがそれを省いた場合、動きの制限(固定)が予防になるはずがないのです。私たちの身体は動いて当たり前ですし、関節は曲げ伸ばしできて当たり前です。早期にそれら本来の動きを戻した方が、後々を考えると良いのではないでしょうか。
【まとめ】
★外傷以外の痛みはすべて温めてよし
★日常の動作が可能ならばすぐ施術を受けるため整骨院へ
★コルセット、サポーターは早期に外し、動かせる動作はすぐに動かしていく