長引く五十肩(四十肩)の改善方法
~「動かせば良い」という曖昧さと、時間の経過では良くならない理由~
「腕が上がらない」「夜中にズキズキと痛む」「服の脱ぎ着がつらい」
こうした症状で悩まれている方の多くが整形外科では、「五十肩(肩関節周囲炎)」と診断されます。
そしてほとんどの場合、(安静・痛み止め・リハビリや運動療法)といった対応が行われます。
しかし当院に来られる多くの方が、「リハビリをしているのに改善しない」「むしろ悪化している気がする」と感じて、整形外科以外で改善する方法を探されていました。
なぜこのようなことが起こるのでしょうか。
リハビリや運動療法は正しい取り組みです。しかしそれだけでは足りないのです。
まず前提としてお伝えします。
リハビリや運動療法は非常に重要です。可動域を広げる、筋力を回復する、日常生活に戻るためには不可欠なプロセスだと我々も考えています。しかし同時に、見落とされがちなポイントがあります。
深層の筋肉が固い、靭帯が固いなどの構造的な問題が残っていると、リハビリがうまく進まないのです。
ここを理解していないと、頑張って動かしているのに改善しない。むしろ痛みが強くなる。という状態に陥ります。
動かしていく工程で、痛みが出てくることはあります。しばらくの間固まっていた部分を動かしていくからです。伸び縮みしにくい部分を、意識して、言わば少し無理をして動かしていくからです。無理せずに動かしていきましょうというという考え方だけでは、なかなか良くならないかもしれません。
五十肩(四十肩)とは何か?
五十肩は、肩関節周囲の組織に炎症が起こり、痛みと可動域制限を引き起こす状態です。
一般的には、
①炎症期(強い痛み)
②拘縮期(動かない)
③回復期(徐々に改善)
という経過を辿るとされています。そして、「時間とともに自然に良くなる」と説明されることも多いです。
これは半分正解で、半分間違いです。
痛みを感じている直接的な部分は、「炎症」です。炎症は安静にしておくとほとんどの場合おさまっていきます。要は自然治癒していきます。
しかし、炎症を引き起こした根本的な原因は、安静だけでは自然治癒しません。
むしろ、安静にし続けることで機能を果たせずに固まり、強張っていきます(拘縮)。
ですから、時間の経過で痛みがおさまったことは、「治った」わけではなく、炎症がおさまり痛みを感じなくなっただけであって、機能障害と再発のリスクが残り続けています。
実際当院に来られる方の多くが「治ったと思ったけど再発した」「悪化してきた」「反対側が同じように痛くなった」などのお悩みをおっしゃっています。
整形外科でのアプローチとは
医療機関では、(消炎鎮痛剤・ヒアルロン酸注射・ステロイド注射・リハビリ)などが行われます。これは、炎症を抑え痛みを軽減するという点で非常に有効です。
しかし、痛みが落ち着いても動かないまま残るケースやリハビリが思うように進まないケースも存在します。
ではなぜリハビリがうまくいかないのでしょうか?原因はシンプルです。
動かす前提の「状態」が整っていないからです。
具体的には、
・関節包の硬さ
・筋肉の癒着
・靭帯の緊張
・滑走不全
といった構造的な制限が残っている状態で、無理に動かそうとすると、痛みが出たり、防御反応(防御性の収縮)でさらに硬くなるという悪循環に入ります。
他の整骨院・整体院との違い
一般的な施術では、マッサージやストレッチ、可動域訓練が中心です。
しかし、どの組織が制限しているのか?なぜその状態になっているのかまで評価(チェック)せずに進めると、表面的な改善にとどまる(施術後は少し楽だがまた翌日痛い)可能性が高くなります。
当院の考え方:順番を間違えないこと
西院FREE整骨院では、
五十肩に対して次のように考えます。
① 構造的な問題を解消する
② その上で動きを作る
つまり、「ほぐしてから動かす」ではなく、「動ける状態を作ってから動かす」という順序を徹底します。
見るべきは肩だけではないのです
さらに重要なのは、肩だけを見ないことです。
実際には、肩甲骨の可動性や胸郭の動き、姿勢(猫背・巻き肩)体幹の安定性(腕を挙げた際の体感の動揺性や姿勢の崩れはあるか)などが大きく関与しています。
つまり、肩の問題に見えて、全身の問題であるケースが多いのです。
当院のアプローチとしては、
① 状態評価します。
どの組織が制限しているかを明確化
② 構造改善します。
筋肉・関節・滑走の問題を解消
③ 動作再教育をします。
正しい動きを再構築
この順番で進めることにより、無理なく可動域を回復させることが可能になります。
「頑張るほど悪化する」状態から抜け出しましょう
五十肩でよくあるのが、「動かさないといけない」と思い、無理に運動を続けてしまうケースです。
しかし、状態が整っていない段階での運動は逆効果になることが多いという事実があります。
大切なのは、努力の方向を間違えないことです。
改善する人の共通点
変化が出る方には共通点があります。
それは、自分の状態を正しく理解し、段階的に進めていること。無理をしない(負荷をかけない)、適切なタイミングで動かす、継続する。この積み重ねが結果につながります。
長引いている方に伝えたいことがあります。
・数ヶ月以上改善しない
・夜間痛が続いている
・リハビリしても変わらない
このような場合、構造的な問題が残っている可能性が高いです。まずは適切な施術を受けて、動かしやすい環境を整え、構造的な変化を起こせるかがカギです。
最後に:順番を変えれば結果は変わる
五十肩(四十肩)という症状は、ほとんどの方が順序が違うか、工程通り進めていないかです。
単純に「動かせば治る」ものではありません。状態を整えずに動かしても、改善は進みません。
だからこそ、「構造を整える」「正しく動かす」この順序が重要です。
一度、肩の状態を正確に評価してみませんか?
西院FREE整骨院では、原因を明確にし、段階に応じた施術を行い再発しない状態を作ることを目的としています。
「このまま今の院で通院を続けていていいのか不安」「本当に良くなる方法を知りたい」
そう思われた方は、一度ご相談ください。
あなたの肩は、そして身体は、正しい順序で向き合えば、きちんと元通り戻っていきます。







